仕掛け読み2
私の実戦牌譜から。
鳳東 東1局 今回の主役は上家です。
5s切りです。普通ですね、しいて言うなら早そう。
ポンして2m。普通です。やっぱり早そうですね。テンパイしているかも?
ポンして6s。
強烈な違和感がありますね。
5s切っているのに、677sと持っていた?
よくあるのが、愚形フォローを外してフリテンを残した。例えば、244m577sから5sを切って、6sを引いたので2mを切った。最終形をフリテンの58s待ちにしなければいいだけなのであり得ますね。
はい、違います。
よく画像を見てみましょう。ツモった後に手出しが入っていません。ポンして2mです。
5677sから5sを切り、ツモ切りツモ切り、發をポンして2m。
考えられるのは待ち変えです。
では何待ちから何待ちに変えたのか?簡単ですので考えてみてください。
答えは69sから8sと34mどちらかのシャンポン待ちに変えた、です。
5sを切って7sポンして6sを切る形、567788sしかありません。
では何故、良形を愚形に変えたのか?手役ですね、トイトイです。三色同刻もありますが、かなりのレアケースなので今回は除外します。
そしてポン出しの2m。5sを切って良形フォローを外しており、白4pとツモ切っているので、これもほぼ関連牌です。2m付近が雀頭と見てまず間違いありません。
1mが3枚切れなので34mのどちらかで確定です。
つまり上家の手は33or44m88sXXX ポン7s發です。Xには何かのアンコが入ります。